リウマチ科について
リウマチ科とは、肩や筋肉、関節の痛みをおこす病気全般の鑑別を適切に行い、適切な治療を行います。含まれる病気は多岐にわたり、代表的なものは関節リウマチです。その他、膠原病、骨粗鬆症などがあります。 骨や関節の痛みなど、お気軽にご相談ください。
関節リウマチ
関節リウマチとは、関節が炎症を起こし、関節が徐々に破壊され機能障害を起こします。放っておくと関節が変形してしまいます。
特徴的な症状として、関節は腫れ、何もしていなくても激しい痛みを伴います。手首や手足の指の関節で起こりやすく、「対称性」といって、左右の関節で同時に症状が出ることが多いです。
また、症状は関節だけでなく、微熱やだるさ、食欲不振などの全身の症状も生じます。
膠原病
全身の臓器に共通して存在する結合組織という部分に変化が起こるいくつかの病気をまとめて「膠原病」と言います。
膠原病とよばれる病気はいくつもあり、それぞれに特徴は違います。しかし、発病時に現れやすい症状は似ていて、発熱や関節痛などが日常的によくみられる症状です。
また、皮膚や粘膜に異常が現れる、体重が減る、関節が痛むこともあるなど、様々な症状がみられます。
骨粗鬆症
骨のカルシウム量が減少し、骨がスポンジのようにスカスカになり、軽い力が加わるだけで骨折しやすくなり、圧迫骨折を起こしやすくなります。
加齢、食事でのカルシウム摂取不足や運動不足などが原因となりますが、女性では閉経も原因となります。骨粗鬆症は女性に多く、男性の4~5倍にも達します。
骨粗鬆症の初期段階では自覚症状はありません。
しかし進行してくると、背中や腰が重く感じるてくるようになります。さらに、慢性的な腰痛を訴えるようになります。